砥部焼 炎の里 ブログ

「いいかい。仕事ってことはな、働くってことはな…」などと偉そーに喋っていても説得力ないなと脳内会議。

「おい、小僧ども!」

と、声を荒げることは滅多にありません、割と小心者なんです、担当は。

ここ最近、昔読んだ本を電子書籍で読み返してみたりして過去を懐かしむ・・・のではなく、忘れた物を取り戻そうと必死だったりします。ちなみに今読んでるのは

十字路が見える (新潮文庫) 北方 謙三

渋いですね、こんなオトナな漢になりたいもんです。

ええ、いきなりむさ苦しい(失礼)ですね。

北方謙三御大、大好きなんです担当。好き過ぎて20代前半から北方作品しか読んでない気がします。ちなみに担当の愛犬(たまに出ますが)黒柴の百里風も御大の小説「水滸伝」シリーズに出てくる馬の名前から取りました。この話を始めると3日3晩では足りないので割愛しますが、水滸伝は担当のバイブルであり何かにぶち当たったときにペラペラと(電子版なので横スライドですかね)捲って、その文字ひとつひとつを沁みこませるように読んだりもします。

で、話は戻ります。

勿論、北方謙三御大らしく「●●●へ行け」なんては言いませんでしたが、つい最近近くの中学生が職場体験に来られてました。社会に出て働くということがどういうことか。そんな大層なお題目はなかったんですが、通常ですと「ここはどんな仕事をしていて、どんなかんじなのかな~」というふんわりとした体験をしてもらう、みたいな感じでしょうが・・・

中学生がドン引きするぐらいのことをやってしまう(?)のが担当です。

職場体験の前日に生徒さんが来られ、打合せをするのですが、職場体験でどんな体験をするのか、というお話しだけで「何か質問はありますか?」と投げました。中学生、元気に「ありません!」と・・・(ΦωΦ)フフフ…

心の中では冒頭の言葉が頭を過りましたが、「それでは朝8時20分に来てと伝えたが、どこから入るんですか?ちなみにウチの営業開始時間は知ってますか?」からはじまり、様々なことを質問させて頂き中学生お目々まん丸。。。

(ちょっとやり過ぎたか、担当)

中学までは義務教育、学校やご家庭で周りが色々手助けしてくれます。しかしこれが高校・大学・社会人と進んでいくと、周りが助けてくれることが減っていく。自分から考え調べ準備をしなければいけない。せっかく職場体験という機会が与えられたなら、そういう社会のルール的なことも身をもって経験するのは良いことだと思うのです。ちょっと厳しいかもしれないけれど、私はどんな経験にも無駄などないと思っていますので、それをやっぱり知って居て欲しいと思うのです。

2021年11月11日 ジョブチャレンジ講演会という名の出張授業に行ってきました。

この講演会で話をさせて頂いたのですが似たようなことを、今回の最終日にもお話ししました。

大まかにまとめると今回のタイトルになります。内容はそんな大した物ではありません。担当これまで両手の指では足りないくらいお仕事を変え今の所に流れ着いているのですが、それでも普通なら社会人として恥となる物でも、経験してきたことに無駄はないんだと確信が持てるようになったのも事実です。(負け惜しみじゃないんだからね!)

自分の社会人として生きてきた道を振り返る良い機会になったかなとも思います。

ただ自分の人生観や経験を口にすると言うことは年上に対して話すなら、これまで私はこうやって生きてきました、みたいな感じになるのですが、年下に話をした途端に俺はこう生きてきたからこれが答えだ!と言わんばかりの圧力になりかねないので注意が必要です。よく家人にも「貴方はそうだったんだろうけど、昔と今じゃ何もかも違うしそういう押しつけはよくないんじゃないか」みたいなことで窘められたりします。でもね、自分が生きてきた道からではないと説得力を持つ言葉は吐けないんですよ。どこからか借りてきた知識や聞いた話から抜粋した言葉なんて何の意味もない。それが分かってるから、話すとき(特に年下に対して)は言葉を選びながら注意して話すようにしています。それこそ脳内会議であーでもないこーでもないと考えながら話をするので何だか同じ内容のことを言葉を変えて話してる気になってきたりもします。

今の中学生が社会に出る年齢の時くらいには、私は少しはマシな大人になれているだろうか。我が子を見ていても思いますけど時の流れは残酷でどんどんこれから下り坂を転がり落ちていくのでしょうが、せめて自分自身に恥じない生き方が出来ればいいなと思うわけで。年に1度、中学生と膝を突き合わせて話をする機会が頂けるというのも、本当に貴重な経験で全く無駄のないものだと確信しています。

 


まだまだ募集中です!お早めに!

台湾とのオンライン絵付体験。こちらもまだまだ募集中です。受付担当は担当です。応募の特典は担当のイケボ(イケてないボイスの略)を受話器越しに聞けるくらいですが、当日はとても楽しい催しですのでぜひ!


昔はよくブログを書いていて1日に10記事以上量産していたこともありますが、今は時間や能力の都合上あまり更新ペースが振るいません(´・ω・`) 何となくその頃のことを思い出したら、コメントを貰う喜びや頂いたコメントに返事をしたり、相手にコメントをつけたりその一瞬一瞬で様々なことを考えていたように思えます。反応無くても文章は書けるのですが、やはり表現としての文章ですので何かしらの反応があると「あ、書いた方が良いかな、誰かが待ってるかな」と気にして、隙間をみて書いたりします。

担当の道具は赤が多い。

反応を示して頂いたことに感謝を!こんな拙い文章を読んで頂きありがとうございます( ^ω^)

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